全体企画

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全体企画概要

タイトルあつまれ 大学院生の知恵
世話人石塚 典義(東京大 D2)、菊地原 正太郎(東京大 D2)、辰馬 未沙子(東京大 D2)、富永 愛侑(東京大 M2)、竝木 茂朗(総研大 D2)
企画内容一日は有限である。その中で大学院生は、解析・実験はもちろんのこと、進捗報告、プロジェクトメンバーとの会議、共同研究者との議論、資金集め、申請書・論文の執筆等々、山ほど仕事をこなさなければならないと同時に、自身の身や生活を守る必要がある。修士課程以上の若手研究者約250名を対象に行ったアンケートによると、研究生活で困っていることとして、半数以上が「英語が苦手」と回答し、「研究費が足りない」などの項目が続いた。また、「ハラスメントを被ったことがある・見聞きしたことがある」という回答も半数以上にのぼった。本企画では、より安心して研究生活を送るためのコツを広く共有することを目標とし、参加者との意見交換を交えつつ、以下の3つのテーマについて順番にセッションを設ける。

1. 文章作成講座
学振・奨学金などの申請書を日本語で、論文を英語で書く際には、提出先から求められる要点を押さえつつ、適切な文章を書く必要がある。ではどのような文章が適切なのだろうか。本セッションでは、自分が書いた文章をより自信を持って提出するために役立つツールを紹介する。また、英語の文章作成について、マックス・プランク宇宙物理学研究所所長/カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU) の小松英一郎氏を招待し、講演を行っていただく。

2. ハラスメント問題を考える
本セッションでは、人間関係の中でも最近特に取り上げられる多い「ハラスメント問題」を取り上げる。若手研究者に対して事前に行ったアンケート結果を紹介し、それを元に参加者から匿名で意見を集め共有したい。

3. 経済支援の紹介
一部の大学院生にとって“お金“は非常に現実的かつ身近な問題である。日常の生活費だけでなく、研究会参加費、渡航費、研究費など出費が必要なケースは多い。事前アンケートによると、約5人に1人弱の回答者が研究とは関係しないアルバイトに従事し、研究費に身銭を切った経験があるという。そこで本企画では、大学院生が利用できる経済支援(奨学金、研究費支援等)を ポスターで紹介する。

全体企画公募

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